阿部亮平くんの言葉 人間編
“アイドル”ってご本人が造り上げた“作品”だと思っていて。だから私の知る阿部くんは、阿部くんご本人が造り上げた虚像で。あんな素敵な虚像を造れる阿部くん自信がやっぱり素敵だなと思います。
以前「本性は違うでしょ」というニュアンスの言葉を伝えられたことがあるのですが、私は見えているものはアイドルである阿部くんの本性で、それがご自身の全てだと思っている訳ではないなと考えています。ただ、あんなに素敵な人を造り出せるのは、造る人が素敵な人なんだろうなと思います。
私はこの眼に映る“アイドル阿部亮平くん”しか知らないけれど、そうでない阿部くんにも「幸せでいてほしい」という願いを向けていたいです。
下記に残すのは阿部くんが教えてくれた、“アイドル 阿部亮平くん”の内側。きっとこれは阿部くんのほんの一部なのだと思うけれど、この眼に映る阿部くんも、そうでない阿部くんも優しさの毛布でぎゅっと包めたらいいな。阿部くんを包む全てが、優しさで溢れたらいいな。
【人間】
Ⅰ.性格
「俺は人狼になるより普通の市民で周りをかき乱したい」
「これから「井の中の蛙大海を知らず」っていうのを思い知らされるんだろうなって思いますね。でも、この舞台が成功したあかつきにはきっと自分たちに返ってくるものが大きいって信じているので。」
「目黒がいいことをたくさん言ってくれたんですね。とくに「優しい」という部分が僕にとってはすごく嬉しい。年を重ねていくうちに、感情をあらわにした結果がどうなるのか、いったん冷静になって分析するようになりました。そうした上でこだわりたいことは言いますが、ほかは周りの意見を尊重して頑張りたいタイプ。」
「発言するときは言葉を選ぶし、相手の気持ちを考える。良くも悪くも周りの人のことを考えすぎる。でも、そんな自分は嫌いじゃない。ただ周りを考えすぎて自分のことを忘れることも。忘れ物、めっちゃ多いんですよ(笑)」
「俺は落ち込むと、ひとりで抱え込みがちだからなー。」
「(滝沢歌舞伎の)千秋楽が終わったら「よく頑張ったな!」って、今回は自分を褒めたいですね」
「慎重な性格で、頭の中で一回文章にしてからしゃべります」
「僕を構成する大きな要素が、悔しさです。不器用で、課題とぶつかることが多くて…。『ABKAI』の稽古で歌舞伎の所作がなかなかできなかったり、ミュージカルでうまく感情を表現できなかったり。でも、“そんな性格だからこそいい方向に動くこともある”と、少しずつ受け止められるようになりました。それに、僕を応援してくれる誰かがいるなら、悔しさを噛み締めてでも努力する意味があると思えるし、くじけそうな気持ちが切り替わる。“センスが悪いなりに食いついていこう”と前向きになれます。本当にファンの方の存在は偉大です。そうして心の中で落ち込みながらも、“ポジティブにいこう”と頑張る自分のことが好きだからか、辛いのに笑顔になろうとする人が登場する映画に心惹かれます。」
「(心の色について)緑。穏やかなグリーン。常に穏やかな気持ちでいることって難しいことだけど、大事なことだと思ってる。」
「(自分を言い表す3つのキーワード)インテリ・さわやか・謙虚。インテリは、イメージが定着してきたかなって思えるから。MYOJOさんのJr大賞でも、頭がいい系のジャンルは「殿堂入り!?」っていうくらいランクインした(笑)さわやかは、よく言っていただけるホメ言葉。謙虚は心がけていること。」
「Kinki kids フラワー。不屈の名曲です。人見知りだった僕を前向きにしてくれました」
「忘れ物が多いのも、鍛えるほど痩せちゃうのも僕だけの才能?(笑)」
「(自分自身のココを見てもらいたいポイントは?)冷静に見えるけど、ほかがワチャワチャしてるだけ。YouTubeとかではたまに壊れることもあるのでそこも見て(笑)」
「正直、Mis SnowMan初期とか、なじめていない自分を感じることもあって。男同士特有の口調の強さにおじけづき、自分から主張することもできず。パフォーマンスも必死に付いていくことしかできなくて。そんな時代から、そして今も、佐久間(大介)の存在はデカい。ネガティブな気持ちで大人しく、目立たないようにしていた僕に佐久間は気付くんですよね。今はバカポジティブな佐久間だけど(笑)彼はナチュラルボーンポジティブではない。佐久間にもネガティブな時代があり、そういう人の気持ちも知っていて、自分の力でポジティブになった人だから。そんな佐久間に自分も引っ張られたところは大いにある。」
(幸せだなぁと思う瞬間は?)「ふとんに入ったとき」
(ポジティブorネガティブどっち?)「波がある。でもポジティブなときのほうが好きだから、そのときの自分を大事にしてる」
「人と同じことはしない。「いましかできない」道を選ぶ」
(自分の長所&短所は?)「よく人に言われる長所は、優しすぎる。頼み事は基本断らないし、後輩から「勉強教えて」って言われると、どんなに疲れていてもうれしくて教えちゃう。短所は、オレのここダメだな~って思うことがあっても、それを覚えていられないこと(笑)」
「博識に見られがちだけど、意外と物忘れが激しかったりするんです。だから面倒見のいい方なら、お世話のしがいがあるんじゃないかな(笑)」
「(大学時代について)僕にとっては芸能活動も学業も大事。もし「どちらに比重を置いているのか」と聞かれたら「どちらも」と言えるよう努力したつもりです。負けず嫌いなので、「ジャニーズだから」とか「大学に通っているから」とか、言い訳はしたくありませんでした。」
「自分を肯定してくれる存在がいるだけで気持ちって変わるから」
「(仕事に興味がもてない人に対して)必ずしも仕事に興味がなきゃいけないことはないけど、明確なゴールがあったほうが動きやすいし楽しい。仕事ってルーティンなことが多いから、その中に楽しいことを織り込む日が定期的に訪れると、毎日が楽しくなるね。」
「自分は肉じゃが。個人的には安心感がウリです(笑)」
(自分をフルーツに例えるなら?)「柑橘系のフルーツってさわやかなイメージだし、あまさやすっぱさ、にがみもあるライムみたいに、いろんな面を持ちあわせていたい。」
「昔から人の言葉を真に受けてしまうところがあって、そういう意味ではホメられて伸びるタイプだろうけど、ホメられることに慣れていなすぎて、いざホメられると、夢なんじゃないかって思っちゃう(笑)」
「理想の姿と現実の自分とはけっこうかけはなれてるから、ポジティブな気持ちを前に進むエネルギーにしているよ。その誤差をできるだけなくしたいんだ。目標はまだまだ遠いけど、少しずつ成長する過程もカッコいいと思ってもらえたら、うれしいな。」
「いろんな仕事の現場で、気象予報士の資格を持っているとか、大学に通ってるとか、ジャニーズでアクロバットできるって話すと、完ぺキじゃんって言ってもらえるんだけど、全然そんなことなくて。得な部分もあるけど、気象予報士とかけっこうプレッシャーだったり、完ペキって言われても、ホントはもっといろんなことを隠して生きてきたってところもあるんだよね。グループの中ではダンスもアクロバットも苦手なほうだったから、それを隠すために努力したり。それ以外にも人と関わるのが苦手だったり、ネガティブなところもあったり…。でもSnowManっていうグループがうしろ盾にあると、自然と自信が持てる。」
「正直「この仕事向いてないかも」って何度か思ったことがあるんだけど、なんかのドラマでのセリフで、「向いてないことを続けられるのも才能だ」みたいな言葉があってそれに助けられてた。向いてないかもと思いながら、番組とか舞台とかコンサートを経験させてもらってるのが少しずつ自信に変わってきてるけど、もっと自信つけなきゃなって。」
「オレは答えのないものが苦手。」
「人と違うことを一つ決めて、やり続ければモチベーションにつながり、最終的にはめざす場所にたどり着けるんです。」
「努力の仕方は人それぞれですが、人と違うことを見つけて伸ばしていくといい結果につながると思います」
「自分の武器になるものは何か考えた。それが、勉強だった。小学生のころから「答えが一つに決まる」算数やパズルが大好きで、将来の夢は「踊れる算数の先生」」
「自分の武器は勉強。大学、大学院の6年間が阿部亮平という存在をつくってくれたと思います。」
「欲張りかもしれないけど、どっちもやりたいと思っちゃって。こんなむちゃなことは「今しかできない」と思ったので、それからは両立する道をひたすら選んでいくようになりました。」
「何もない空間から、雨が降ってきたりいきなり晴れたりそういう不思議な現象がとても大好きで、これが僕がジャニーズとして活動していく中で「ジャニーズの一つの武器として気象予報士を生かせることがあったらな」と思って受験しました」
「(サプライズは得意?)仕掛けるのは好きで、計画も綿密に立てるタイプ。でも、だからこそ実際にやってて思いどおりに進まないと、焦っちゃってボロが出そう。サプライズに限らす、すべてのことにおいてそうなんだよね。」
「人の言うことは信じちゃうし。ちょっとおかしなことでも、理由がちゃんとしていれば信用しちゃうから、だまされやすいと思う。一方で、現場の雰囲気とかスタッフの方の声の大きさとか、小さな異変で何かを察する可能性もあるかも。」
「(最近遊び心を発揮したのは?)バラエティやトークで、遊び心というか心の余裕があればいいのにと思うことはよくあるよ。このあいだも日テレの特番で東野幸治さんと話しているとき、うまいこと返せてなかったなって反省した。サプライズと一緒で、話したいことは自分の頭の中で“このタイミングで、この順番で話そう”って考えることが多くて。話の途中で脱線したりすると、焦って話せなくなっちゃう。おもしろくなればそんな展開もイヤではないんだけど、うまい切り返しはしたいよね。」
「就活も、人と同じことをしていてはダメなのかな、と思います。努力のしかたは人それぞれですが、人と違うことを見つけて伸ばしていくといい結果につながると思います」
「人と違うことを一つ決めてやり続ければモチベーションにつながり、最終的にはめざす場所にたどり着けるんです」
Ⅱ.ゲン担ぎ
「もともとネガティブで自分に自信が持てなかったけど、気象予報士の資格を取った頃から変わりました。大事な場面の前は拳で胸を3回叩いてから、ぎゅっと掴んで気合を入れます。」
「(闘志をもやしているときのサイン)気合を入れるときは、左胸を3回たたいて、拳をぎゅっとする。これ数年前からやっていて、クイズ番組の問題が始まる前とかにもやってるよ。」
(オレ的ゲン担ぎ、何かしてる?)「左胸を叩いてぎゅって握る」
「収録の前は地元のお寺に「行ってきます」のあいさつをします」
Ⅲ.言葉
(好きな言葉)「人事を尽くして天命を持つ。「ここまで努力してきたんだから」という気持ちを自信に変える」
(心にとめているひとことは?)「雲外蒼天。どんなに分厚い雲でも、それが晴れたら必ずキレイな青空が待ってるっていう意味の四字熟語。自分にピッタリだなって」
Ⅳ.メンバーから
Coming soon…